いつもつくづく思っている。
目に映るこの世界は荒唐無稽すぎて、不世出の文才でも、その一欠けらを表現することができない。
凡愚で精神不安定な僕には、一体何ができるというのか。
それでも僕は必死に足掻いている。
虚しいとわかっていても、支えてくれる人がいなくても、これだけは諦めたくない。
今までいろいろ諦めてきたけど、文字さえあれば、何とか生きていける気が。
ま、それも気のせいかも。
よく夢を見ている。
真っ白な雪原を彷徨って、空を眺めながらあてもなく足を運ぶ。
目が覚めていても、気分は雪原。
炎天下で汗をかいても、気分は雪原。
いっそのこと、雪に埋もれたい。
そうすれば、少しでもこの世界から遠ざかるかな。
0 件のコメント:
コメントを投稿